睡眠時無呼吸症候群

〇こんな症状ありませんか?
・大きないびき
・頭痛
・夜中に目が覚める
・日中の眠気
・けだるさ
・睡眠中に呼吸が止まる

〇 睡眠時無呼吸症候群とは?

 睡眠時無呼吸症候群は”大きないびき”が特徴です。
いびきは睡眠中に上気道に落ち込み、気道が狭くなることで息を吸い込んだとき音が出ます。
これにより、必要な酸素を体内に取り込むことができず、身体に様々な障害が現れます。

〇 睡眠時無呼吸症候群は危険な病気

 日中の眠気や倦怠感から集中力が低下し、仕事に支障をきたしたり、事故や周囲とのトラブルを引き起こす可能性があります。
さらには様々な”生活習慣病との関係”があると言われています。
中等度以上の睡眠時無呼吸症候群を放置した場合、10年後死亡率は16%との報告もあります。

〇 治療法が確立されています

 睡眠時無呼吸症候群はすでに治療法が確立されており、
 正しい治療を受けることで日常問題なく生活できます。

・CPAP(人口呼吸器)法
 鼻マスクを装着し、機器(CPAP装置)より空気を送り込んで気道を広げる
治療法です。
簡易で治療効果の高い、睡眠時無呼吸症候群の一般的な治療法です。

・ PSG(睡眠ポリグラフ)検査
 睡眠の深さや呼吸状態、心電図などの睡眠中の身体の状態を総合的に診るための検査です。
身体に様々なセンサーを取付けて行う検査ですが、痛みはありません。
睡眠中に行う検査です。

〇検査手順

1.検査予約 専門施設へ外来受診
2.PSG検査 自宅での検査
3.診断 検査結果より治療法の選定
4.治療 CPAP法 / 別の治療