肘ストレッチ
肘のストレッチは、肘の非打撲性の症状(テニス肘など、手首や指の使いすぎが原因の症状)の時に効果のあ
る運動です。指から肘にかけて筋肉はつながっていて、この筋肉の付着部が炎症を起こして痛みが起きていま
す。肘の筋肉を運動させる事によって、筋肉をやわらかくし、痛みをやわらげます。
@肘の外側の筋肉(指を動かすと一緒に動く筋肉)のストレッチ。
手のひらを下にして、腕をまっすぐ伸ばして下さい。反対の手を使って、手首を下に曲げて下さい。
※この時、肘の外側の筋肉が伸びている事を意識して下さい。
A肘の内側の筋肉(手を握って手首を曲げたり伸ばしたりすると一緒に動く筋肉)のストレッチ。
手のひらを上にして、腕をまっすぐ伸ばして下さい。反対の手を使って、手首を下に曲げて下さい。
※この時、肘の内側の筋肉が伸びている事を意識して下さい。
Bストレッチの後、肘の痛い所を中心に指〜肘までの筋肉をマッサージして下さい。
一日に 3〜5 回くらい、痛くならない程度に行って下さい。お風呂の中で温めながらマッサージするとさらに効果
的です。
肘の炎症を防ぐ為に、痛む動作はなるべくしないようにして下さい。例えば雑巾を絞る時に、内・外どちらに絞れ
ば痛みが出ないか、ほうきで掃く時に、内・外どちらに掃く動作にすれば痛みが出ないかなど、ちょっとした工夫
で痛む動作を避ける事ができます。
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