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水虫

●そもそも水虫とは?
水虫は白癬菌という真菌(カビ)が原因で起こる感染症のことを言います。皮膚のいちばん外側の部分である
「角質層」が水虫のすみかです。角質の成分であるケラチンが大好物で、ケラチナーゼという酵素でケラチンを
溶かし、栄養源にしています。爪や毛も皮膚の一部なのでケラチンを豊富に含んでいます。そのため白癬菌が
寄生しやすい部位です。

●部位によって違う白癬の名前
白癬菌による皮膚病は、病気の起こる部位によって病名が決まります。



●なぜ足にできやすいのか?
水虫のすみかである角質層は人の皮膚のいたるところにあるので、どこに水虫が住みついても不思議はありま
せんが、他の体の部分では角質層が1mmもないのに比べて、足の裏には数mmもの角質層があり、水虫の好
きな角質層がとくに厚いため、住みかにするには最適な場所です。また白癬菌は、ほかのカビと同様、高温多
湿な場所が大好きです。ジメジメして蒸し暑い梅雨時から夏場にかけて、白癬菌の活動の最盛期を迎えます。
さらに、靴や靴下を長時間履き続けていると、皮膚が汗ばみ蒸れた状態になります。そのような皮膚は、白癬
菌にとって格好の住み家となってしまいます。

●爪水虫と足水虫
爪水虫になってしまった場合、たいていは足など他の部位にも水虫があると考えられます。しかも、いったん水
虫なってしまった爪は白癬菌の隠れ家となっていまいます。塗り薬などで治ったと思った足水虫が何度も繰り返
し発症するのは、爪から白癬菌が供給され続けているからなのです。爪水虫を治療しない限り、この水虫サイク
ルから抜け出すことはできません。

●足水虫の治療
足水虫の場合、塗り薬を主体とした治療になります。皮膚の角質層が新陳代謝によって入れ替わるのは約1ヶ
月と言われているので、薬を塗り続ける期間も最低1ヶ月は必要です。かかとなど皮膚が厚い場所では、それ以
上の期間、塗布を継続するのが望ましいです。
★塗り薬はお風呂上りに塗るのが効果的
水虫の薬は、患部をよく洗い、皮膚表面の汚れを落としてから塗ることが大切です。また、皮膚が水分を吸って
角質がやわらかなうちに、やや広めに塗ることがおすすめです。かゆいところや赤くなっているところにしか塗ら
ない人も多いですが、全く症状のないところ、皮がむけているだけでかゆみのないところ、皮が厚くなってひび割
れているだけのところにも白癬菌が広がっていることが多いのです。



●爪水虫の治療
爪水虫では、塗り薬を使っても、爪の中に薬の成分が届きにくいため、治りにくくなります。そのため、 効果的
に薬を患部に到達させる点で優れているのが飲み薬です。また、飲み薬の場合、内から治すので足水虫も治
せますので一石二鳥です。塗り薬のように、塗り残しが生ずるといった問題がないのも飲み薬のメリットです。
★爪水虫の治療は爪がすべて生え替わるまで
爪水虫の治療は、きれいな爪に生え替わるまで継続する必要があります。症状が先端だけであれば治療期間
も短くて済みますが、爪全体に及ぶ場合には、それだけ長く治療する必要があります。爪の伸びる速度にもより
ますが、手の爪で3〜6ヶ月、足の爪で6〜10ヶ月程度の治療期間が必要となります。


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